カボチャの原産地は、中央アメリカにかけての地域だと言われ
ています。
温暖な気候を好みますので、太陽の光が凄く当たる所で栽培し
ましょう。
カロテンがいっぱいで栄養満点のカボチャは、デザートがいい
かもね。
ここでは、家庭菜園 かぼちゃの育て方、かぼちゃの摘心は、
人工授粉についてお伝えしましょう。
家庭菜園 かぼちゃの育て方?
苗から育てる場合は、4月下旬~5月下旬までが植え付け時
期ですが、カボチャの種を直まきにする場合は、5月以降
の播種でも大丈夫です。
収穫期は8月下旬から9月上旬になります。
・準備するもの
荒地を好む植物ですので、初期に肥料が効きすぎると「つ
るボケ」といってつるばかりどんどん伸びてしまい、実の
つきが悪くなってしまいます。
ある程度生育してから根に肥料が届くように、植え付ける
前に30cmほどの穴を掘り、完熟たい肥やボカシ肥などの有
機肥料を入れ、土を戻し、苗や種を植え付けましょう。
株間は、ミニカボチャでは70cmくらい、通常のカボチャで
は1.5mくらいあけるようにしましょう。
地面を張って生長しますので、植え付け時に、敷きわらや
ビニールマルチをしておくと雑草防止や泥はね防止になり
管理も楽になりますよ。
・生育
苗が活着して少し大きくなるまでは、風の被害をうけたり、
ウリバエという害虫の食害を受けやすいので注意しましょう。
苗の周りに4本支柱を立て、寒冷紗を筒状に仕立てる「あん
どん」をすると、風や害虫対策に良いです。
大きなビニール袋の底を抜いて筒状にすれば、寒冷紗の代用
になります。
40cm~50cmくらいに生育し、葉があんどんの上まで伸びてく
ると、あんどんを外します。
これくらいになると、ウリバエに喰われたりしても株が弱る
心配ありません。
あとは、日光がさえぎられなければ、放任で
大丈夫です。
日本カボチャでは、花が咲いてから30~40日、西洋カボチャ
では50~60日が収穫の目安です。
実の付け根の茎が、茶色く枯れてきたら収穫しましょう。
家庭菜園 かぼちゃの摘心は?
放任でも問題なく実はなります。
摘心することで実の大きさが揃ったり、ツル傷などの変形はな
く、余分なツルが出なく草盛がスッキリするので風通しがよく
なり、うどんこ病の発生も少なくなります。
家庭菜園 かぼちゃの人工授粉をしょう?
雌花、雄花が別々に咲くので、着果を確実にするには、人工授
粉を行うと良いでしょう。
雄花の花粉の寿命は数時間しかないので、朝9時までに、その
日咲いた雄花の花粉を雌花につけ、受粉します。
雌花の一番花が雄花より先に咲いて受粉できなかった場合は、
慌てず、二番花に受粉しましょう。
まとめ
カボチャは病害虫に強く連作も可能で、手間もかからず育て方
も簡単な家庭菜園でも人気の野菜です。
カボチャには、栄養価はカロチン、ビタミンB、ビタミンC、食
物繊維、カリウムが豊富に含まれています。
栄養価は日本カボチャよりは西洋カボチャの方が高くて人気が
いいですね。
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