年間行事

10月上旬から、未成熟な若いものは黒枝豆として出回ります。 収穫時期がわずか2週間ととても短い黒枝豆は、味に深みがあ り黒豆の楽しみのひとつです。黒豆の収穫は１１月下旬頃、 サヤが黄化し、振るとカラカラと音がする頃に行います。

年の初めに家族がそろって食べるおせち料理は、その由来から 分かるように、長い年月を経て、使われる食材にも食材ごとに 色々と意味が込められていることは有名です。 お正月を逃がすと、おそらく1年に1回しか食べないのではない か、という珍しい食材が「慈姑(くわい)」です。

おせち料理の伊達巻、ふわふわして甘さがくせになりますね。 子どもにも人気の伊達巻ですが、どういう意味があるのでし ょうか?

おせちを華やかに彩る海老は、楽しみにしている人も多いので はないでしょうか？おせちに海老が入っている理由・意味とそ の魅力をお伝えします。

お正月の楽しみのひとつであるおせち料理ですが、重箱に詰め られているのが一般的です。 私達が「おせち料理」という言葉を聞いて思い浮かぶのは、重 箱にご馳走が詰め込まれたイメージではないでしょうか。 では、なぜこのように重箱に詰めるのでしょうか？

煮しめとは、煮る調理法のひとつを用いて調理された料理です。 日本の代表的な家庭料理の一つてもあります。 煮物、とくに野菜を主とした煮方に、旨煮、煮しめ、含め煮の3種類があり、 煮しめは、煮汁の中に数種の野菜を加えて炊き合わせ、煮汁をしみ込ませて 煮しめるのでこの名があります。

昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられて いる一家発展の縁起ものです。おせち料理には、煮しめの結び 昆布、昆布巻となかなかの活躍です。

なぜお正月には、おせち料理を食べるの。 「おせち」たは本来、平安時代に宮中で行われました。 「お節句」の略語で、新しい年の節目となるお正月に 食べるお祝いの料理のことを指します。