おせち料理はくわいで出世祈願?くわい おせち料理のレシピ!

年間行事

年の初めに家族がそろって食べるおせち料理は、その由来から

分かるように、長い年月を経て、使われる食材にも食材ごとに

色々と意味が込められていることは有名です。

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お正月を逃がすと、おそらく1年に1回しか食べないのではない

か、という珍しい食材が「慈姑(くわい)」です。そんなくわい

を今回取り上げようて紹介しましょう。

くわい とは!

普段からくわいを食卓に取り入れている。なんてことはほとん

どないと思います。

くわいは、『畑のくり』とも呼ばれ、11月下旬から12月下旬の

短い期間に収穫される野菜で、独特な風貌をしています。名前

の由来は、芽の形が鍬に見えるため「鍬芋」と呼ばれ、そのう

ち略されくわいと呼ばれるようになりました。青慈姑、白慈姑、

吹田慈姑といった3つの品種が知られていて、中でも多く出回

るのが青慈姑という品種です。

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くわいの栄養分

くわいにはデンプンが豊富に含まれ、程よい苦さと甘味を持ち、
蓮根と同じような食感があります。また、カリウムといった栄
養も豊富に含むことから、余分な塩分の排出を促すのに効果的
です。

おせち料理はくわいで出世祈願?

くわいの調理法は、煮ものが主なです。アクが強いので、下ゆ
でをしてから調理する必要があります。下茹では、皮を剥いて
水にさらし、米のとぎ汁の中にいれて茹でます。

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需要は多くないため、一般的なお野菜ではありませんが、古く
から茎の先に芽が見えることから「芽出たい」という意味で、
出世を祈願して正月のおせち料理の食材として使われています。

新年を迎えて、新たな気持ちと意気込みを思いながら、くわい
を味わいたいですね。

美味しいくわい おせち料理のレシピ

おせち料理の食材の一つである慈姑(くわい)のいわれは、芽が
出ることから「めでたい」や出世を祈願し、また子球がたくさ
んとれることから子孫繁栄への願いがこめられています。

▼材料

慈姑(くわい)…6個
もち粉(または白玉粉)…25g
塩・砂糖…少々
乾燥小エビ…少々

▼作り方

(1)クワイは芽の部分を切り落とさないように注意しながら皮
を剥き、30分くらい水に漬けておく。

(2)芽の部分の方を少し残してすりおろす。すりおろしたクワ
イにもち粉、塩、砂糖・手ですりつぶした乾燥小エビを混
ぜ電子レンジで1分加熱する。

(3)ゴムべらでよく混ぜ、荒熱を取ったクワイ餅の生地を、残
しておいた芽の部分を差し込んで元のクワイの形になるよ
うに整える。

(4)180度の油で揚げ、うっすらきつね色になったら取り出し
油をきれば完成!

まとめ

おせち料理の食材の一つである慈姑(くわい)のいわれは、芽
が出ることから「めでたい」や出世を祈願し、また子球がた
くさんとれることから子孫繁栄への願いがこめられています。

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