風邪のウイルスは200種類以上あるといわれています。
そんなにも、あるのと思いますが?
そのウイルスの中でも夏の暑さと湿気を好んで活発に活動する
ウイルスがあります。
そのウイルスに感染してしまうことを『夏風邪』と呼んでいる
のです。
夏風邪が流行る時期は気温と湿度が高い5月から8月です。
夏風邪が重症化してしまうと「痙攣「失明」場合によっては
「死」に繋がることがあります。
ですから、夏風邪といって軽くみていると、とても危険な目に
も会う事があるのです。
夏風邪の原因とは?
夏風邪になる原因は「体を冷やす」ことです。
『夏なのに体が冷えるの?』って思われるかも知れませんが、
夏でも体が冷えることはよくあります。
たとえば・・・
暑くて朝をたくさんかいた状態でクーラーや扇風機に長くあた
っていると汗が引っ込んで急に寒くなってしまったりします。
汗を急に引っ込ませると「風邪」だけでなく「下痢」や「神経
痛」といった症状を起こすことになります。
寝る時に暑くて「布団から足を出して寝る」ことがありますよ
ね。
朝方急に冷え込むとがありますでしょう。
脚が冷えてしまうと色々な症状が起きてきます。
「神経痛」「脚がだるい「」目が痛い」「リュウマチのような
筋肉痛」「胸痛」「腹痛」「頭痛」「吐き気」
そして「夏風邪」にもなってしまいます。
脚を冷やすだけで、こんなに多くの嫌な症状がでてくるのですよ。
ですから、暑いといっても脚を冷やし過ぎないよう気をつけま
しょう。
それと、エアコンや扇風機によって喉や鼻の粘膜が乾燥してし
まうことも夏風邪をひく原因となります。
夏風邪を治すのに必要な事とは?
夏風邪を治すのに必要な事とは「水分」「睡眠」「栄養の高い
食事」なのですよ。
夏風邪を引くと早く治そうと、薬局で薬を買って飲む人がおら
れますが、薬局で販売している薬は症状を和らげる効果しかな
く治療はできません。
夏風邪の治し方は、まずは、汗をかいて脱水症状にならないよ
うにマメに「水分」を摂るようにしてください。
水分は、発汗によって失った水分を早く吸収できるポカリスエ
ットなどのスポーツドリンク(電解質飲料)がいいでしょう。
喉が痛くて水分が思うように摂れない場合には、病院で点滴を
してもらいましょう。
「睡眠」は、体力や免疫力を高めるために必要になりますので、
十分とりましょう。
夏風邪だけではないのですが、風邪を治す時はウイルスと免疫
が戦うことになります。
(熱がでるのは、免疫がウイルスと戦っているのです)
免疫は一度戦ったウイルスを記憶するので次からは同じウイル
スに感染しなくなります。
免疫力を高めるということは、体の「自然治癒力」を高めるこ
とになるのです。
そして「栄養の高い食事」を摂ることができれば尚一層回復が
早くなります。
ですが、夏風邪の場合は。下痢や腹痛といった「胃腸障害」を
引き起こすことが多く、食欲がわかないことがあるので消化の
良いタンパク質や炭水化物の食事を取るようにして下さい。
夏風邪が長引くわけとは?
夏風邪が長引くのは、夏の暑さによって「体力」や「抵抗力」
が低下しているからです。
夏は、大量に汗をかいて、体内の水分を失ったり、夏バテによ
って寝不足、食欲不振などといった状態になって免疫力や抵抗
力が弱まってしまいます。
ですから、ウイルスを退治するまでに時間がかかってしまいま
す。
・夏風邪と夏バテの違いとは?
「夏バテ」の場合は、夏の暑さによって水分不足になったり、
内臓が疲れたりして「疲労感」や「だるさ」「食欲不振」には
なりますが
熱はでないです。(熱中症なら頭痛や吐き気がします)
なので、微熱で体がだるい場合には、夏風邪の可能性が高いで
す。
夏風邪なのに、たんなる夏バテと勘違いして症状を悪化させる
ことがあるのて゜注意して下さい。
ただ、夏バテによって体の免疫力が落ちると夏風邪を引きやす
くなります。
まとめ
夏風邪は、夏バテと思って、発見が遅れる場合が多いです。
発見が遅れると、夏風邪の症状が長引いてなかなか治らなくな
ってしまうので、調子が悪いと感じたら早めに病院にかかりま
しょう。
夏風邪は、早期発見をすることで症状を重症化させないことが
大切になってきます。
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