冷え性に悩む女性が少なくありませんが、冷えは生活習慣から
起こる場合が多く、三大成人病の原因になることがあります。
例えば若い人の間では、入浴を手軽にシャワーだけで済ます人
が多くいますが、三大成人病を発症している場合、冷え性を解
消するために、ぬるめのお湯で半身浴するのが一番効果的です。
入浴はからだの芯まで温めることができ、老廃物を汗と一緒に
排出する効果があり、時間をかけて老廃物を出すように心がけ
ると良いでしょう。
ここでは、三大成人病と身体の冷え、血液サラサラ成分、健康
診断についてお伝えしましょう。
三大成人病と身体の冷え?
女性に多い冷え性ですが、冷えは万病の元といわれるほど、三
大成人病に関しても良い影響を与えません。
体の冷えは、体の動きを鈍くし、免疫力を下げ、ホルモンバラ
ンスを崩すのです。
これらが体にいいわけはありません。
また、三大成人病のがん、男性型脱毛症は体温が高い人よりも
低い人のほうが多いのです。
たとえば、心臓がんをあまり耳にしませんが、それは心臓が他
の器官よりも温度が高いためなのです。
要は体温を上げることで免疫力を上げ、それにプラスして食事
改善や健康食品による体への栄養補給によって、より一層の健
康効果が期待でき、三大成人病も防止できるのです。
体を温める一番手っ取り早い方法はお風呂です。
温度を38~40度に設定し、30分ほど入るのがいいでしょ
う。
ぬるいと感じるかもしれませんが、人の体温よりは高いので、
効果はあるのです。
反対に熱いお風呂に短時間しか入っていないと、表面だけが温
まり、体の中まではいきわたらないのです。
例をあげるなら、冷凍シュウマイをレンジで温めた際、表面は
熱いのに、中は冷たいまま、というのを想像していただければ
分かりやすいでしょう。
三大成人病予防に大切な血液サラサラ成分?
三大成人病の中で、心臓疾患、脳血管疾患は血液の病気に分類
されます。
この病気に関しては、普段からサラサラの血液の状態を維持し
ておくことが大切です。
では、血液をサラサラにする成分には何があるのでしょうか。
まず、レモンに含まれるクエン酸です。
クエン酸はレモンを絞り、水で薄めたり、焼酎で輪って飲むと
いいでしょう。
梅干にもクエン酸は含まれるのですが、塩分が気になる方はレ
モンがいいでしょう。
レモンを手に入れるのが大変な場合は、ドラッグストアなどで
粉末のクエン酸が販売されているので、そちらを利用するとい
いでしょう。
次に魚の油に含まれるDHA、EPAです。
これらはいわしやさんま、サバなどの青魚の魚油に多く含まれ
ています。
三大成人病の防止には、肉の脂よりも魚の油のほうが適してい
るのです。最後は硫化アルカリです。
硫化アルカリは玉ネギや長ネギ、ニラ、にんにくなどのネギの
仲間にふくまれています。
玉ネギのサラダが一番理想的なとり方で、血液をサラサラにす
るほか、三大成人病を防止してくれます。
三大成人病を未然に防ぐ「健康診断」?
健康診断を受けることは三大成人病の予防へとつながります。
現実問題として、規則正しい生活というのは容易なことではな
く、多くの人がどこかに穴を持っています。
そのため、普段行っている自分の行動だけでは足りないのです。
そこで健康診断を受け、三大成人病の危険性を早めに見つける
ことが大切なのです。
特に年齢の高い人は、より詳しい検査内容である人間ドックを
利用するといいのです。
元々健康診断は働く人のために定期健康診断という形で行われ
ており、会社が全費用を出し、年1回行われていました。
しかし、外で働いていない人は健康診断を受けない人が多いの
です。
ですので、会社で健康診断を受けられない人は、自己負担では
ありますが、自分から健康診断を受けるのがベストです。
まずはインターネットなどで小樽市健康診断や北海道済生会小
樽病院健康診断のように検索をかけ、健康診断を受けられる病
院を探しましょう。
他に、保健所で受けられる場合もあり、こちらは病院よりも費
用も安いのが特徴です。
広報や保健所のサイトで調べてみるといいでしょう。
他にも健康相談を保健所で行っていることがありますので、こ
ういった施設を使うといいでしょう。
ただし、保健所での健康診断は地域によって異なります。行わ
れていないこともありますので、事前に確認しましょう。
まとめ
三大成人病疾患の場合の内臓の冷えは表面的に温めても効果が
無く、また内蔵が冷えている時には身体の全体が冷えやすく温
めることが出来なくなってしまいます。
その為、内臓による冷えを取り除くと三大成人病にも効果的で、
症状が緩和されたりします。身体の中で最も重要な心臓は常に
動いている為、熱を多く出している器官ですが、臓器の冷えが
広まると心臓にまで冷えが達してしまう事もあります。時には
心筋梗塞など突然死に繋がる事もあり、内臓の冷えは怖いもの
なのです。
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