非常用電源 家庭用 ポータブル蓄電池?車のバッテリーはどう?発電機はどう?

危機管理

これまで屋外で電気を使用する際、エンジン式発電機を使用す

るのが主流でしたが、近年ではガソリンを購入する際の制限や、

ガソリン取り扱いの不注意による事故、排気ガスによる一酸化

炭素中毒事故、エンジンの騒音や排気ガスなどの問題があり、

世間の目を気を使いながら使用する必要があります。

また、蓄電用バッテリーとしては鉛ディープサイクルバッテリ

ーがキャンピングカーや車中泊、マリンなど で役割を担って

きましたが、電圧降下特性による放電制限や急速充電ができな

いこと、重量やサイズな ど不便を感じておりました。

リチウムイオンバッテリーの登場により、キャンピングカーや

車中泊、マリンなど従来のエンジン式発電機 や従来の鉛ディ

ープサイクルバッテリー(蓄電池)から、リチウムイオンバッ

テリーを使った電源への置換えが徐々に進んできております。

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それでは、非常用電源 家庭用 ポータブル蓄電池と車のバッテ

リーと発電機について紹介します。

非常時の対策 家庭用蓄電池(家庭用蓄電池)の使用説明

非常用電源 家庭用 ポータブル蓄電池?

クーラー、電熱器、電子レンジといった消費電力が大きい家電

製品の使用は無理でして、あくまでも非常電源ですから、消費

電力が小さいパソコン、スマホ、ラジオといった情報家電しか

使えません。

今注目されているのが電気自動車を家庭バッテリーとして使お

うというシステムです。

電気自動車が蓄電池を積んでいるのであれば、家庭用機器の非

常用電気に使えるという発想ですね。

これが今実用化されて市場に投入されつつあります。

・ワンゲイン社は、「キャリ電」により照明器具なら12時間、

 電気毛布は2~4時間使用できるタイプを約9万3千円で発売

・シャープは、リチウムイオン電池で大型冷蔵庫を約3時間半

 動かせる製品を31万円で発売。

・日立マクセルは、ボータブル蓄電池を16万円で発売

非常用電源 家庭用 車のバッテリー?

◆車のバッテリーを、100V器具で使ってみました!

節電対策のため、車のバッテリーを、家庭用の電源として使

えるか検証してみました。

回路はとてもシンプルで、車のバッテリー(12V) を、イ

ンバーター(12Vを100Vにします)に接続するだけ。

当初は、インバーターを作ってみようと考えていたのですが、

車のバッテリーを買いにスーパービバホーム(ホームセンタ

ー)へ行ったら、すでにカー用品売場で売ってます。

作るのも手間なので、バッテリーと一緒に、購入してしまい

ました。

それで購入したものは次の3個。

①車のバッテリー(38B19L ジーエスユアサ) → 一番

 安かったので。

②インバーター(SPI-30 大自工業株式会社) → 240

 Wと大きいので。

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③充電器(No.1736 大橋産業株式会社) → バッテリー

 がなくなったら、充電します。

電気の種類は2タイプあります。

一般家庭用コンセントの電気はAC100V(交流100V)とい

うものです。

クルマのメインバッテリーやサブバッテリーは一般的にDC

12V(直流12V)です。

DC12V(直流12V)では家電製品が使えません。

DC12V(直流12V)のバッテリーで家電製品を使う為には

電気の種類をAC100V(交流100V)に変換する必要があり、

その変換を行う機器がインバーターと呼ばれている物です。

非常用電源 家庭用 発電機?

発電機のアウトレットにつないで使用します。

多くはつなげませんが、発電機の容量内で家の中の電化製品を

使えます。

照明はスタンドや吊り下げる電灯等を使います。

発電機の使用は、密閉場所で使用しないようにしましょう。

て一酸化 炭素中毒になります。

換気のよい所で使用しましょう。

発電機には「手動式」と「エンジン式」があります。

・手動式発電機
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手動式発電機は、ペタルやハンドルを回して電力を起こす発電

機です。

エンジン式発電機と比べると、発電量は100W程度なので、携帯

電話の充電や簡易的な照明用の発電機と思って下さい。

(LED5灯が72時間点灯できるレベル)

価格が安く、ガソリンを使わないので発電にかかるコストはゼ

ロです。

ただし、発電するには力と根性がいります。

また、手軽で持ち運びが簡単なので、一戸建てでもマンション

・アパート、急な停電や震災などの使用に適しています。

しかし、必要な電力を確保するには、労力が必要です。

例えば「まわしてチャージ充電丸」という手動発電機の場合、

約100w/hの電力を作るためには毎分45~90回転以上の速度で8

~10時間ペタルを漕がなければいけません。

ですから、使い易いアイテムとはいえないですね。

・エンジン式発電所

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エンジン式発電機は、お祭りの屋台などでも利用されている

ガソリンを使った発電機です。

手動式よりもはるかに発電量が多く、500~800W近くの電力

を作ることができます。ある程度の電化製品であれば普通に

使うことが可能です。

価格は30,000~100,000円程度が相場。

エンジン式発電機のデメリットは、ガソリンを動力源として

いるので臭いと騒音が大きいこと。室内で使うことができま

せん。

またマンションやアパートで利用する場合、特に騒音が問題

になります。

ガソリンを使うのでランニングコストもかかりますし、東日

本大震災のようにガソリンが簡単に手に入らない場合には一

切使うことができません。

一家に一台用意しておくと便利ではありますが、急な停電な

どには向いておらず、主に野外で利用する人に向いている発

電機と言えます。

まとめ

非常用電源 家庭用をどれかひとつは用意しておきたいですね。

最低限のものを用意して災害に生かしていきましょうね。

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