昭和47年にNHKで放送された『ふるさとの歌祭り』がきっかけで
全国で注目され、その後フジテレビなどでも放送されたことで
更に有名になったお祭りです。
毎年50万人以上が参加すると言われております。
だんじりとは、日本の祭札に奉納される山車(だし)に用いられる
西日本特有の呼称です。
また、「楽車」「壇尻」「台尻」「段尻」「地車」とも表記され
ます。
だんじり祭りには曳行コースがありだんじりが通っていきます。
午後7時から10時までの間は「灯入れ曳行」(ひいれえいこう)とよ
ばれています。
夜もだんじりを見ることができます。
昼間はすごく早い豪快なスピードですが
夜間は静かに移動します。
それでは、今年の岸和田だんじり祭の日程、見どころ、由来を紹介
しましょう。
平成26年 岸和田だんじり祭
岸和田だんじり祭り 2015 日程?
岸和田だんじり祭り 2015 日程は、9月19日(土) 9月20日(日)に
行われます。
この祭りは、岸和田市北西部、岸和田城下およびその周辺で行
われるとても迫力のあるお祭りです。
また、10月にもだんじりがありますので、2度楽しむことができ
ます。
試験曳き
9月6日(日曜日)
9月18日(金曜日)
14:00~16:00
宵宮
9月19日(土曜日)
6:00~7:30 曳き出し
9:30~11:30 午前曳行
13:00~17:00 パレード・午後曳行
19:00~22:00 灯入れ曳行
本宮
9月20日(日曜日)
9:00~12:30 宮入り
13:00~17:00 午後曳行
19:00~22:00 灯入れ曳行
試験曳き
10月4日(日曜日)
13:00~17:00
宵宮
10月10日(土曜日)
6:00~22:00
本宮
10月11日(日曜日)
7:00~22:00
岸和田だんじり祭り 2015 見どころ?
だんじり祭りの見どころはたくさんありますが、なんといって
も『やりまわし』ですね。
約4トンの重量のだんじりが速度を出して曲がるところは凄く迫
力があります。
横転しそうなだんじりをひやひやしながら見ることも再々ありま
す。
そんな危険なだんじりの『やりまわし』が綺麗に決まった時は観
客の皆さんが盛大な拍手とともに賛辞の言葉を贈ります。
堺町の会館付近は道がS字型になっているので、だんじりが傾き
ながら曳行するさまは、迫力満点ですね。
各だんじりが、次々とやってきてS字曳行を競い合っています。
それと「武部佛だん店」「カンカン場」「小門」「商店街」など
も、やりまわしの見どころを見る場所となります。
それから、だんじりの彫り物も見どころですね。
休憩とか止まっているときに、じっくりと見て頂きたいですね。
丹念に彫られた彫り物は納得の美しさを保っています。
岸和田だんじり祭り 由来?
約300年の歴史と伝統を誇る『岸和田だんじり祭り』は、元禄
16年(1703年)、岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京
都伏見稲荷を城内三の丸に歓請し、米や麦、豆、あわやひえ等
の5つの穀物が多く摂れるように(五穀豊穣)祈願し、行った
稲荷祭がその始まりと伝えられています。
当時の祭札は、「にわか」や狂言などの芸事を演じ、その後に
三の丸神社、岸城神社へ参拝したようです。
まとめ
今年は9月19日20日で開催される岸和田だんじり祭り。
毎年50~60万人の来場がこられます。土日ですから、
時間にゆたりを持って出発される事をオススメします。
それでは、岸和田祭りが安全に行われることを祈願し
て、迫力あるだんじりのやりまわしを楽しんで下さいね。
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