人のからだは、約60兆個の細胞からできています。
そのうち1個ないし数個の細胞ががん化し、増殖します。
がん科はどの細胞にもおこるというわけではありませんが、
分化しつつある細胞や、未分化の細胞におこり、分化して
しまった細胞にはおこりません。
ここでは、三大成人病の「心筋梗塞」を防ぐには、「脳卒中」
を防ぐには、予防や治療を行える施設について、お伝えしまし
ょう。
三大成人病の「心筋梗塞」を防ぐには?
心筋梗塞になりやすい人の要因として、高脂血症、糖尿病、高
血圧、通風、タバコ、肥満、遺伝などがあります。
前触れとして、胸の痛みや圧迫感による狭心症があります。
また、この狭心症も心筋梗塞と原因は同じです。
なので、生活に気をつけていても狭心症になってしまった場合
は、循環器内科を受診するといいでしょう。
ただ、糖尿病の人で、糖尿病神経障害をわずらっている場合は、
狭心症の発作である痛みを感じられない場合があります。
さらに、狭心症には種類があり、労作性狭心症は体を動かして
いるときに、安静時狭心症は寝ているときなどに発症します。
特に注意が必要なのは平常時は問題がなくても、寝ている間に
発症してしまう場合です。
また危険性が高いのは、狭心症の頻度が増えた、発作時の痛み
が増した、発作の時間が長いという場合です。
脳卒中も心筋梗塞と同じ症状が違う場所で起こっているので、狭
心症に気をつけなければならない人は脳卒中にも気をつけましょ
う。
どちらにしろ、早期発見を促し、対策を練っていくことが、予防
につながっていきます。
三大成人病の「脳卒中」を防ぐには?
脳卒中を予防するには、生活習慣を規則正しく守り、血液を健
康に保つことです。
脳卒中の原因は高脂血症、糖尿病、高血圧、通風、タバコ、肥
満、遺伝があげられます。
このことを常に意識し、定期的な健康診断を受けるようにしま
しょう。
健康成分として脳卒中に効果があるとされるのはイチョウ葉で
す。
ヨーロッパでは医薬品としても扱われ、血液をサラサラにする
効果があり、他の三大疾病にも効果があります。
特に脳血管関係の病気には高い効果が得られるとされています。
また、ギャバも脳の血流を良い状態に保ち、脳卒中のほかに、
三大成人病にも予防効果が発揮されます。
ギャバは玄米を発芽させた発芽玄米に含まれています。
ただ、白米と比べると値段が高いのですが、栄養面では発芽玄
米に勝るものはありません。
生活習慣を改善し、予防策を打ち立てていくことが予防への第
一歩です。
生活習慣が良いか悪いかに関係なく、脳卒中の前兆とされる強
い頭痛、突然のめまい、半身の麻痺や痺れ、言葉がおかしい、
物が二重に見える、物忘れが酷くなったというような場合には
注意が必要です。
神経ないかは脳卒中を専門に診ていますので、心配な方は受診
されるといいでしょう。
三大成人病の予防や治療を行える施設?
生活習慣病や三大成人病の予防を目的とした施設に、成人病セ
ンターがあります。
この施設は日本のあちらこちらに建っています。
これは一般検診、健康診断、人間ドッグなどを実施し、生活習
慣病を予防し、しいては三大成人病も予防することを目的とし
ています。
場所によって乳がん検査、子宮頚部がん検査、卵巣超音波検査
などを行っていたり、専門分野別に分かれています。
ここは三大成人病の特にがんに対する予防を取っています。
場所もインターネットで検索でき、北海道成人病センターなど
のキーワードで調べることが出来ます。
またそれとは別に、がんセンターという規模の大きい施設もあ
ります。
がんセンターは日本に16箇所存在し、インターネットで検索
するとウィキペディアで場所を確認できます。
そこを通じて展開している地域を調べ、各がんセンターの公式
サイトを訪れてみてください。
がんのほかに心臓疾患、脳血管疾患など、三大成人病全てを取
り扱う施設もありますので、調べてみるといいでしょう。
まとめ
三大疾病を患ってしまうと、他の病気と比べて入院は長期化し
やすく、医療費も高額になる場合があります。そのため、保険
会社各社は、三大疾病にかかってしまった時の保障を手厚くし
ており、またセールスポイントとして伝えてくるのです。
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