ラッキョウ(らっきょう)は地下の鱗茎が肥大したもので、8~9
月に種球を植えつけ、翌年の6~7月に収穫をする。秋には紫色の
花が咲くが、種子を生じないため、分球によって繁殖をする。
収穫した鱗茎は酢漬けなどにして利用する。春先に若どりしたも
のはエシャレット(エシャロット)と呼ばれ、味噌などをつけて
生食する。
ここでは、家庭菜園 らっきょうの栽培、葉が枯れた原因と対処
法、元肥のタイミングについてお伝えしましょう。
家庭菜園 らっきょうの栽培?
日本で栽培されているエシャロットは、ラッキョウを早採りし
たもので、フランスなどで栽培されているものとは種類が違う
もののようです。
植え付け時期は8月から9月上・中旬に掛けてです。
・畑の準備
植え付け前の早くから、石灰を畑全体にまき、よく耕しておき
ます。
その後、幅60cmおきに5~6cmの深さの溝を掘ります。
・植え付け
用意しておいた種球を、先端を切ってから8cmおきぐらいで溝
に植え付けます。
このとき、元肥(油粕、有機配合肥料)を根に触れないように施
しておきます。
・土寄せ
エシャロットの生長にあわせて、収穫までに4回に分けて土寄
せします。
土寄せは茎が曲がらないように行い、3回目の土寄せ時には追
肥を施してから土寄せします。
(追肥は植物の生育状況を見ながら調節し下さい)
4回目の土寄せは収穫の半月前ぐらいに行います。
・収穫
収穫期は年内採りの場合は11月~12月、春採りの場合は2月~
3月になります。
家庭菜園 葉が枯れた原因と対処法?
らっきょを昨年8月に植えた物が、今葉が枯れた状態です、
どうすればよいでしようか?
今、休眠期に入っていますので、そのままにしておいても
結構です。
ただ、長雨が続くようでしたら、一旦掘り上げて、軒下な
ど雨が当たらず、風通しの良い所に保管した方がよいでし
ょう。
植え付けは7月終わりころが目安です。
家庭菜園 元肥を施肥するタイミング?
らっきょうは植え付けてから1週間ぐらいは発芽しません
ので、元肥は植え付ける直前に施肥しても大丈夫です。
追肥は特に溝にそって播く必要はなく、全体に播きます。
まとめ
日本では一般にラッキョウの若どりしたものをエシャレット
(エシャロット)と呼ぶが、これとは別に、小型タマネギの
一種で、フランス料理に欠かせない香味野菜のエシャロット
(英名はシャロット)もある。
ラッキョウのエシャレットは、フランス料理で使用するエシ
ャロットを元に業者が名づけたもので、よく混同されて、非
常にややこしい。
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