自分自身のワキガ臭を感じる人は、汗をかいた後にだけ臭う、
または、ふとした時に臭うなどある時、あるタイミングだけに
限定的であり、常時臭っていないことが多いようです。
理由は、自分の臭いに対して嗅覚疲労が起こっていないからで
す。
それは、臭いの強い・弱いは別として、臭いそのものをだすタ
イミングが限定的であり、常に臭っていないことを示します。
言い換えると、常時ワキガ臭がしている人は、お風呂から上が
ってもすぐに臭うため、自分の臭いに気づきません。
ただし、時間的にら軽度であっても、臭いの種類や臭いの強度
は別の問題であり、注意が必要です。
自分でワキガの程度を判断することはできますか？（体臭多汗Q&A 16）
ワキガの原因？
人間ワキ部分にある汗を出す分泌腺の一種である「アポクリン
腺」と呼ばれる器官があり、皮脂を含む分泌液が分泌されます。
この分泌駅自体は無臭ですが、ワキの皮膚上や腋毛にいるさま
ざまな細菌がこの分泌液を分解することで独特のワキガ臭が発
生することになります。
ワキガ度をセルフチェック？
ワキガは正式には『腋臭(えきしゅう)症』と言って『腋(わき)
のにおい』が特徴です。
ワキガ体質化どうかを知るには、次のようなチェックがありま
す。
・耳アカがベタベタしていないか
ワキガ体質の人の耳アカは、やわらかく湿り気をもっているこ
とが多いです。
耳アカには乾燥した「コナ耳」と湿った「アメ耳」の2つのタイ
プがあるのですが、ワキガ体質の人は圧倒的に「アメ耳」が多
いです。
それは、耳の中(外耳道)にワキガの原因となるアポクリン腺が
多いためです。
耳の中に多いということは、ワキの下にも多いと考えられます。
またアポクリン腺は毛根の入り口近くに存在するため、耳の中
の毛が太く多いかもチェックポイントとなります。
・洋服のワキ部分に黄ばんだシミができやすいか
白い服や下着のワキの部分が黄ばむことがある人は、ワキガ体
質という可能性が高いです。
この現象は、アポクリン腺から出る汗によるものです。
アポクリン腺の汗はタンパク質、糖質、脂質、鉄分、アンモニ
アなど、においの原因となる物質を含み、やや粘り気があるこ
とが特徴です。
これらの成分がつくことにより、黄ばみやシミができるのです。
・ワキ毛は濃いか
ワキ毛が多ければアポクリン腺が多いというわけではありませ
ん。
ワキ毛とアポクリン腺の関係は、性別によっても違います。
女性の場合は、毛の太さがしっかりしていて1本の毛穴から2本
の毛が生えているような人にアポクリン腺が多く、ワキガ体質
の可能性が高いとされています。
男性の場合は、猫のようにやわらかくサラッとしたワキ毛が広
範囲に生えている人にアポクリン腺が多いと言われています。
・ワキ毛に白い粉がつくか
ワキ毛に白い粉状のものがついている場合は、間違いなくワキ
ガ体質と言えるでしょう。
それは、分泌されたアポクリン腺からの分泌物が決勝となった
ものだからです。
・両親、親のどちらかがワキガ体質であるか
ワキガ体質は3割は遺伝するらしいです。
親はどうなのか確認をして下さい。
・ワキの下に汗をかきやすいか
多汗症とワキガは全く違います。
精神状態や体温調節によってエクリン腺の汗が大量にでるのは
多汗症。
精神状態や季節に左右されることなく、粘り気のあるアポクリ
ン腺の汗が常に分泌されるるのがワキガです。
『ワキガかも？』って思っても慌てないでね！
セルフチェックで思い当たる項目が多かった方は、ワキガ体質
の可能性が高いと言えます。
しかしセルフチェックはあくまでも自己診断ですから、誤った
治療をしないためにも専門の病院で詳しく調べてもらいましょ
う。
お医者さんの指示により、治療をしましょうね。
ワキガ対策と改善策？
・汗をかいたと思ったら、ウエットティッシュや濡れタオルなど
でわき下などをふきとるようにしましょう。
・毎日お風呂に入る
抗菌作用や殺菌作用のある石けんやボディソープを使ってワキ
部分を丁寧にしっかりと洗うようにしましょう。
シャワだけで済ますのではなく、しっかりと浴槽につかりまし
ょう。
・ワキガに効果的なデオドラント
アポクリン腺からの分泌液を細菌に分解させない(殺菌)、アポ
クリン腺からの分泌液を抑えるという方法の方が有効です(制汗)。
まとめ
まさか自分がワキガだなんて夢にも思っていなかったのですが、
ある夏の日に電車の中で気づいてしまいました。
全く認識が無かったと言えばウソになりますが、それでも知った
時はショックでした。
自分がワキガと気づくまでは合コンなんかにも積極的に参加して
いたのですが、ワキガが判明してからは怖くて参加する事が出来
なくなってしまいました。
私と同じようにワキガに悩んでいる人はたくさんいると思います。
特に女性の場合はワキガである事で地震を亡くしてしまい、外に
でるのも嫌になってしまう人もいるのではないでしょうか。
でも・・・『わきがは絶対治ります！』あきらめないで！！
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