防犯対策で重要なことは、「侵入をあきらめさせる街づくり」
に地域一体で取り組むこと。
顔や姿を見かけても誰なのか分からない、関心もない、侵入盗
はそういう地域に狙いを定めています。
防犯対策は、まずご近所の皆様とあいさつを交わすことから始
めましょう。そして、不審な人を見かけたら、こちらからしっ
かりとあいさつをします。侵入盗等の不審者はあいさつ等のコ
ミュニケーションを嫌うからです。
普段からご近所の皆様と活発にコミュニケーションを図り、侵入盗が近づかない環境を地域一体でつくることが何よりも大切
です。
ここでは、 防犯対策、地方自治体、地域から始めましょうにつ
いてお伝えしましょう。
防犯対策、地方自治体?
防犯対策は個人や地域住民だけでなく、自治体が率先して行う
ことがあります。
警視庁によると、防犯活動には、生活安全条例、防犯パトロー
ル関連施設などがあり、そこから更に条例の制定や自治体職員
によるパトロールがあります。
後者2つには、具体的な内容が記載されています。
たとえば東京都北区の犯罪率より環境整備の促進の駐車場には、
区立の駐輪場に防犯カメラを設置、という内容があります。
この項目は東京都全体で統一されており、達成されている場合
は丸印がつけられます。
これは警視庁、東京都の話ではありますが、他の自治体でも防
犯対策がなされています。
インターネットや役所に聞けば何かしら対策が取れるはずです。
もし、個人や団体で対策を考えるのなら、自治体に相談するの
もいいでしょう。
アドバイスや許可をもらえることもあるかもしれません。
防犯対策は地域から始める?
防犯対策は個人でする場合がほとんどですが、これには限りが
あります。
そこで、地域の防犯意識を高めるということを取り入れてみて
はいかがでしょうか。
地域の防犯対策は、個人で行うよりも大切です。
実際、地域が防犯対策をなしたことで、犯罪発生率が減ったと
いうこともあります。
たとえば割れ窓理論です。
これは割れた窓のようにすさんだ場所では、犯罪も増えるとい
うものです。
つまり、きれいな場所であれば犯罪は起こりにくいのです。
防犯対策は自分の周りだけではありません。
地域はたくさんの人間が暮らしていますので、対策は個人だけ
では足りません。
地域住民が団結し、一緒に行動することが大切なのです。
それによって、防犯効果も上がることでしょう。
防犯対策、車両盗難?
防犯対策は昔から行われてきたことです。
中でも頭を悩ませるのは車両の盗難です。
では、防犯対策はないのでしょうか。
対策はまず、鍵をかけることです。
当たり前のことではあるのですが、実際に盗難に遭った人の多
くが鍵をかけていません。
具体的には、平成20年上半期の盗難において、約37%の人
が鍵をかけていなかったのです。
ですから、常時鍵をかけることを頭においておきましょう。
また、鍵を抜いてもドアが開いていたり、スペアキーが目立つ
場所にある場合も危険です。
他の防犯対策は、グッズです。
最近は色々な防犯グッズが出回っています。
どれがいいかは実際に自分の目で確かめてみるといいでしょう。
そして、新車を買わない、車庫に入れる場合はカバーをかける
など、取れる対策はあります。
しかし、個々の心構えが何より大切なのです。
愛車を盗まれないためにも、常に車両盗難を頭に入れておきま
しょう。
まとめ
防犯対策と言われても、何をやればいいのか分からない方も多
いのではないでしょうか。
まずは、盗難に遭わないようにするため施策を講じましょう。
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