ハロウィーンの時期に見られるカボチャを使ったランタンは、
一般的に「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれます。
日本語に直訳すると「ジャックのちょうちん」となります。
このランタンを家の中や外に飾るだけで「ハロウィーン」の雰
囲気になりますね。
そんな「ハロウィーン」の顔ともいえるランタンの持ち主であ
る「ジャック」という名前ですが、ここれ海外では男性に使わ
れる一般的な名前であり、「ジャック・オー・ランタン」に関
する逸話は世界中に数多くあります。
ここでは、ジャック・オー・ランタンとは、ジャック・オー・
ランタンの作り方、かぼちゃ以外でも作れるについてお伝えし
ましょう。
ハロウィン ジャック・オー・ランタンは?
ジャック・オー・ランタンは、カボチャをくり抜いて作る、お
ばけかぼちゃのランタンです。
この灯りをたよりに精霊がやってくる、悪霊は怖がって逃げる
といわれているため、玄関や窓辺に灯してハロウィンを迎える
んですよ。
ジャックとは「けちんぼジャック」と呼ばれた意地悪男の名前
で、悪魔をだましたために地獄に落ちることもできなく、死ん
だあとも明かりをともしながらくらい道を歩き続けたというア
イルランドの伝説に由来します。
それがさまよう霊の代名詞になり、アメリカではかぼちゃのラ
ンタンとなって、【ジャック・オー・ランタン】と呼ばれるよ
うになりました。
ハロウィン ジャック・オー・ランタンの作り方?
かぼちゃ(大きい方が見栄えがよい)の底を切って種と身をくり
ぬいていきます。
種はすぐとれますが、身はかなり時間のかかる作業です。
包丁やナイフ、スプーンなどを駆使して厚さ1cmほどまでくり
ぬきましょう。
あとは、くりぬいたかぼちゃに好みの顔をペンで書き、包丁で
掘るだけです。
顔が出来上がったら、最初に切り取った底に部分に釘をたてて
ろうそくを置きます。
底と顔の部分をテープでくっつけて出来上がりです。
ちなみに、底ではなく、頭の部分をくりぬいて作ってもよいです。
ろうそく立てごとカボチャの中にいれて使用します。
これだと上に取っ手をつけて持ち運ぶことも可能です。
点火の際は、カボチャの焦げに注意して灯火しましょう。
ちなみにカボチャがしわしわになるので3日~1週間ほどしか持
ちません。
直射日光や湿気をさけて保存すると少し長持ちしますよ。
かぼちゃは、そのままだとかなり保存のきく食材ですが、ナイ
フを入れてしまったものは、腐りが早いようです。
ジャック・オー・ランタンはかぼちゃ以外でも作れる?
カボチャ以外でもつくることができます。
赤パプリカや黄パプリカのヘタと種をナイフでくり抜き、目と
鼻を切ります。
アルミカップに立てて小さなろうそくを灯せば、
小さくてかわいいジャックオランタンの出来上がりです。
テーブルの座席ごとにコーディネートとして置いても素敵です。
同様にスイカでもつくれますよ。
ただし、スイカは汁がポタポタとたれるので、
しっかり中身をくりぬき乾かすことが必要です。
食べ物以外でも厚紙でも作れます。
帯状に切った12枚ほどのオレンジの厚紙を
時計の針のように並べて中央をパンチなどで固定します。
その紙を丸いものを巻くように球状にして上の重なった部分も
とめます。
緑のへたをつければ見た目はカボチャの置物です。
ろうそくをいれるのは危ないので、お祭りなどで売っているラ
イトなどをいれるとかわいらしく光ります。
慣れない作業ですが、意外と簡単につくれちゃいますよ。
まとめ
その昔、ジャックという名の口は巧いが卑怯で普段から行いの
悪い鍛冶屋の男がいた。
怠け者だがズル賢いジャックは、十字架を使って悪魔を罠に仕
掛け、自分を地獄に落とさないと約束するまで罠の中に閉じ込
めた。
悪魔はやむなく約束し、ジャックは死んでも地獄へ落ちない身
となった。
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