爆笑、失笑の渦がマチを包み込む季節が今年もやって来ました。
ここは、北海道を代表する観光地の富良野。
広い北海道の中心標が立つマチでもあります。
つまり、北海道の“へそ”というわけです。
これを郷土芸能につなげて地域の発展、市民たちの絆を強くで
きないかと、43年前に誕生したのが何ともユニークな祭りでした。
お腹に顔を描いて練り歩く「図腹踊り」。
肥満体、やせ型など、どんなお腹であっても、へそが口にあた
ります。
そこに描かれる顔は、どれも個性的で踊り手の動きによって様
々な表情を作り出します。
第46回北海へそ祭り「北海へそ踊り大会」
北海へそ祭り 2015の日程は?
毎年7月28日29日
開催期間 2015年7月28日(火)29日(水) 公式サイト 北海へそ祭り
開催場所 新相生通り商店街 最寄り駅
開催住所 北海道富良野市
北海へそ祭り 2015のアクセスは?
■新千歳空港から
・JR千歳線 新千歳空港~札幌:快速で約40分
■旭川空港から
・ふらのバス「ラベンダー号」利用:約1時間
※気候条件により、約1時間20分程度かかることもあります。
■札幌から
[JR] ・札幌~富良野 約1時間50分 (札幌~滝川 函館本線特急「スーパーカムイ」利用:約50分 滝川~富良野
根室本線:普通で約1時間)
※気候条件により、約2時間50分程度かかることもあります。
■旭川から
[JR] ・旭川~富良野 富良野線:普通で約1時間10分 [バス] ・旭川~富良野(旭川空港経由) ふらのバス「ラベンダー号」利用:約1時間30分
お問い合わせ富良野市商工観光課
0167-39-2312
北海へそ祭りは、いつごろ始まった祭りですか?
今から40年ほど前、地域おこしのためにへそにちなんで何かで
きないかということで「ヘソ三羽ガラス」と並び称される地元
の商工関係者の3人が中心になって考案したのが「へそ踊り」
と「へそ音頭」でした。
へそ踊りは関西地方に伝わるおなかを出して踊る腹踊りをヒン
トにしており、民謡調のへそ音頭にのって踊るものです。
第1回の北海へそ祭りは、昭和44年8月15日に開催されました。
記録によると290名が踊り手として参加しましたが、恥ずかし
いからとおなかを出して踊ったのはたった11名でした。
まとめ
北海道の中心標が立つ富良野市で、北真神社(へそ神社)の例
大祭として1969年から行われています。
祭りの主役は、図腹(ずばら)踊り。お腹に顔を描いて人に見
立てるユニークな踊りですが、原始林の開拓時に、心身の精気
が集まる臍下丹田(せいかたんでん:へその下あたり)に力を
入れ、大樹を切り倒して耕した精神を表しているといいます。
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