平成27年八坂神社大祭熊谷うちわ祭の大総代を仰せつかりまし
た年番町第壱本町区の石山洋一でございます。
「関東一の祇園」と謳われる熊谷うちわ祭は、今年も7月20日
(月)21日(火)22日(水)の3日間、街中が熱気と興奮に包
まれ、盛大に実施されます。
熊谷うちわ祭は、八坂神社の祭礼であり、京都八坂神社「祇園
まつり」の流れを受け、江戸時代中期(1750年頃)より現在の
形態になったと文献に残されております。
祭りは、八ケ町の持ち回りにより年番区を決め、その町内より
大総代が選ばれ、その祭りの全てを取り仕切ることになります。
巡行祭・熊谷うちわ祭り2014
熊谷うちわ祭り 2015 日程?
開催日
今年も7月20日(月)21日(火)22日(水)の3日間
祭中に各戸で赤飯を炊いて疫病除けを祈願し、それを振る舞っ
たのが「熊谷の赤飯ふるまい」です。
後に赤飯の代わりにうちわを出し、評判となったため「熊谷う
ちわ祭」と呼ばれるようになりました。
熊谷うちわ祭り 2015 行事?
・渡御(とぎょ)祭 【1日目 6時15分~10時半頃】
熊谷うちわ祭の始まりを告げる行事です。
各町の若頭100 人が御輿のお供をし、御輿はお祭り広場の行宮
に安置されます。
・初叩き合い 【1日目 18時55分~19時50分】
12台の山車・屋台がティアラ21前から、JR熊谷駅前に勢揃いし
て、祭り初めての叩き合いを行います。
・巡行祭(じゅんこうさい)【2日目 13時~16時頃】
歩行者天国となった国道17号を、山車・屋台が、年番町を先頭
に西に向かい、折り返して東を目指します。
・叩き合い(扇型))【2日目 20時30分~20時40分】
交差点(八木橋前)に山車・屋台が扇形に集結します。
・行宮祭(あんぐう)【3日目 9時頃】
お祭り広場に、行宮(あんぐう)が設置されます。
・曳き合わせ叩き合い【3日目 20時30分~21時40分頃】
山車・屋台がお祭り広場に終結して、祭りはクライマックスを
迎えます。
四方を囲んだ山車・屋台の鉦と太鼓が作り出す空間は、言葉に
言い表わせない程の迫力です。
・年番送り【3日目 20時30分~21時40分頃】
年番町・迎え年番町がステージに上がり、「年番札」を送り渡
します。
・還御祭(かんぎょさい)【3日目 23時30分~25時30分頃】
熊谷祇園会の男女500人が交代で担ぎ、御神輿は行宮から本宮
に向かう、熊谷うちわ祭の最後の行事です。
情報発信元
商業観光課観光振興係
電話:048-524-1111(代表)内線312、313
ファックス:048-525-9335
まとめ
人形の据えられた3層構造の江戸型山車に、少し改良が加えら
れたのが熊谷型山車です。
この熊谷型山車や屋台の一番の特徴は、舵のきく三輪式台車
を持っていることでしょう。
この三輪式台車は、今のように広い道ではなく狭い道幅だっ
た頃、「引き合わせ叩き合い」などでの微妙で素早い旋回を
可能にするための、先人たちの知恵の結晶です。
このような山車や屋台の前輪は自転車のハンドルのように舵
がとれ、「梶方」と呼ばれる担当が進行方向を決定していま
す。
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