京都のお祭りといえば何を想像しますか?
やっぱり祇園祭でしょうか。
派手で美しい山鉾は見に来る人が多いですよね。
でも、もう一つ忘れていませんか?
祇園祭の前に行われる祭り、葵祭を。
京都の三大祭と呼ばれるうちの一つである。
葵祭2015の日程?
葵祭は毎年5月15日に行われます。
雨天の場合は、次の日に延期となります。
下鴨神社と上賀茂神社で行われます。
この二つの神社を通る行列が有名ですね。
観覧するには有料の観覧席がおすすめです。
2000円台と高めですが、街中で見るよりも
当時の雰囲気を味わいながら行列を見れますよ。
下鴨神社参道と京都御所の周辺である京都御苑にあります。
利用してみてはいかがでしょうか。
行列は10時半頃、京都御所からスタートします。
下鴨神社まで約一時間。
最後の上賀茂神社まで約一時間かけて歩きます。
この祭りは、平安時代から行われてきました。
葵祭2015の駐車場?
駐車場については、ちょっと厳しいですね。
交通規制が敷かれるために、下鴨神社と上賀茂神社の
駐車場が使えません。
人も多いので、有料の駐車場も混んでいます。
相当早くに来ないと空きはないでしょう。
ですから、電車で行くのが無難です。
京都駅から市バスも出ています。
運賃は220円から180円ですね。
地下鉄で鳥丸線の今出川駅から市バスで京都御所までか
京都駅から市バスで下鴨神社に向かうといいでしょう。
葵祭2015の見どころ?
葵祭はやはり、平安時代の衣装を着て、
京都御所から上賀茂神社までを練り歩く行列が
有名ですね。
当時の風景そのままの行列は絵巻物を連想させます。
本列と斎王代列に分かれています。
本列には牛車や使いの人などが並んでいます。
斎王代列には、女官が多く並びます。
特に斎王代列はかつての帝の身内の行列というだけあって
荘厳な雰囲気がありますね。
ちなみに、斎王とは昔の皇族の女子で、
伊勢神宮や賀茂神社で巫女のようなことを
していた人たちのことです。
まとめ
「葵祭」という名前で広く親しまれているこのお祭りは、
本来「賀茂祭(がもまつり)」といい
上賀茂、下賀茂、両神社の祭礼として行われています。
賀茂祭(葵祭)の起源はとても古いものです。
上賀茂神社では、「太古別雷神(わけいかづちのかみ)が、
現在の社殿の北北西にある神山(こうやま)に御降臨され
た時に行った祭り」が、祭祀の始まりとされています。
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