三大成人病と高血圧?高尿酸血症の関係?肥満の関係?

病気

がんの自然史や発がんの機序が明らかになってくると、細胞が

がん化してから、臨床的に発見可能な大きさのがんに発育する

まで、10~30年かかることがわかってきました。

このようにがんの発育に長期間かかるならば、この間に発がん

因子を遠ざけることによって、がんの発生を抑えること、すな

わち予防ができるはずだと考えられるようになってきました。

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ここでは、三大成人病と高血圧、高尿酸血症、肥満について、

お伝えしましょう。

三大成人病と高血圧?

高血圧は血管内部の血液の圧力のことで、値が高いと高血圧と

なります。

この高血圧は心臓疾患と脳血管疾患の発症率を高めます。

普段から血圧が高いといわれている人は、血圧を下げることを

考えましょう。

有効な手段としては、塩分摂取を控える、肥満の解消が主で、

ココアやチョコレートも有効です。

ココアとチョコレートの原材料カカオはカカオポリフェノール

とテオブロミンという物質が入っています。

カカオポリフェノールは高血圧に効果があるほかに、活性酸素

を取り除いてくれますので、三大成人病全てに有効です。

また、テオブロミンは高血圧に効果があり、心臓疾患と脳血管

疾患にはとてもいいのです。

注意点としては、摂取の際、ココアは砂糖を控えめにし、チョ

コレートはブラックかカカオ含有量が多いものを選ぶようにし

ましょう。

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三大成人病と高尿酸血症の関係?

高尿酸血症とがんの関係はあまりありませんが、心臓疾患と脳

血管疾患には大きな影響を与えます。

また、高尿酸血症が原因で起こる通風は、それ以上に三大成人

病の発症率を高めます。

高尿酸血症にならないためには、プリン体を摂り過ぎない、体

の中の尿酸を排出することです。

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プリン体を多く含む食品は主に、大豆、レバーなどの肉類、魚

介類があり、逆にプリン体がないものは鶏卵やうずら卵、牛乳

などです。

そしてレモンや梅干は尿酸の排出を促してくれます。

梅干の塩分が気になる方はレモンを取るといいでしょう。

高尿酸血症はリズムある生活を送ればいいのですが、遺伝も関

係があります。

その場合はバランスの良い食事もいいのですが、献立を作るの

が大変難しくなります。

例をあげると、大豆は三大成人病や生活習慣病にはいいのです

が、高尿酸血症は避けたい食品なのです。

上手く自分でバランスをとることが第一といえるでしょう。

三大成人病と肥満の関係?

三大成人病や生活習慣病は生活習慣改善で予防できるため、健

康であれば模索し続ける必要はありません。

しかし、生活習慣のちょっとした乱れはどんなに気をつけてい

てもあるもので、弱まった部分から一部の三大成人病や生活習

慣病にかかってしまうことがあるのです。

よって、その弱まった部分に対しての予防策が必要です。

たとえば肥満です。

肥満については糖尿病予防の生活習慣と基本的には同じです。

現在の日本人の肥満の人は2000万人以上、糖尿病の人が7

00万人と言われ、大概肥満が先に発症します。

どちらが重症化というと、糖尿病の方なのですが、糖尿病を予

防する生活を心がければ、肥満も同時に予防できます。

また、散歩や近所の買物に早足で行くなどといった運動は三大

成人病全てに有効です。

今は糖尿病を患っていなくとも、肥満だけで三大成人病の危険

性は高くなりますので、肥満体質の方は体重を減らす努力をし

ましょう。

まとめ

最近、肝がんの大部分はB型肝炎ウイルスと、C型肝炎ウイル

スによって発生すると考えられています。

九州地方に多い成人T細胞性白血病やアフリカに多いバーキッ

トリンパ腫もウイルスによるとされています。

ですから、これらのがんでは、ウイルス感染を防止することに

よって、がんの予防ができることになります。

また、ワクチンによる予防の可能性も出てきました。

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